日本、大逆転勝利 奇跡8連続ポイント

 「バレーボール女子・リオデジャネイロ五輪世界最終予選、日本3-2タイ」(18日、東京体育館)

 世界ランク5位の日本は、同13位のタイに3-2で逆転勝ちして通算3勝1敗とした。2-2で迎えた最終セット、最大6点差をつけられたものの、6-12から8ポイントを連取して、最後は15-13でものにした。日本はフルセット勝ちのため獲得した勝ち点は2にとどまり、4位に後退した。19日は休養日で、20日にドミニカ共和国と対戦する。

 大歓声に包まれると涙がこぼれた。崖っぷちまで追い込まれ、耐えて、つかんだ勝利。負ければ五輪出場が難しくなる一戦で、日本が踏ん張った。

 移動攻撃や時間差など多彩な攻めに苦しめられ、ようやくこぎ着けた最終セット。6-12まで追い詰められた。切れかけた心をつなぐように、円陣では仲間の手を力強く握った。ここから2点を奪い、審判から相手の監督に抗議に対するレッドカードが出され、1点を加えた。

 宮下のサービスエースなどで同点に追いつくと、完全に流れは傾いた。13-12からは選手交代がスムーズにいかず、遅延行為ととられたタイに再びレッドカードが出され、8連続得点で大逆転。14-13から最後は迫田がスパイクを突き刺し、激闘を制した。

 前日の韓国戦で右手小指を負傷した木村は声を絞り出した。「次につながった」-。先発を外れ、第2セットから出場したエースは安堵(あんど)感でいっぱいだった。

 ユニホームに刻まれた言葉の通り、「心はひとつ」だった。試合前には、選手一人一人が熱いメッセージを送り合って結束を固めた。「すごく苦しかったけど、心をひとつに戦えた」と荒木。真鍋監督も「こういう(大逆転の)勝ち方は何十年に1回でしょう?」とうなった。

 大逆転で手にした3勝目。死闘を制した結束は、より強固になった。

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