東海大6大会ぶり決勝!タタフ初起用
「ラグビー・全国大学選手権・準決勝、明大19-28東海大」(2日、秩父宮ラグビー場)
準決勝2試合が行われ、初優勝を狙う関東リーグ戦王者の東海大は、明大に28-19で逆転勝ちし、6大会ぶりの決勝進出を果たした。
東海大が、12点を追う後半に21点を奪い、6大会ぶりに決勝への切符をつかんだ。5点差に詰めた後半14分、1年生のナンバー8、タタフを今季初めて起用した策が功を奏した。
28分、ゴール前約5メートルのラインアウトからモールを形成し、トライで同点とした。ゴールを決めて逆転すると、33分には、約22メートル地点でのモールから抜けだして、ダメ押しのトライ。木村監督は「夏にけががあって、時間を制限した」と37分に交代させ、タタフも「今は80~90%」と説明したものの、U-20日本代表の復帰が流れを引き寄せた。
日本代表主将のリーチや、フッカー木津が3年生だった09年度以来の決勝進出。頂上決戦で1点差負けした帝京大の連覇は、そのときから始まった。悲願の優勝へ、相手は帝京大。主将のFL藤田は「結果が全て」と力を込めた。





