広島・坂倉 秋山逆転2ラン「うれしかった」お膳立て猛打賞 「大盛さんの一振りが流れをつくってくれた」

 「広島4-3中日」(2日、マツダスタジアム)

 広島逆転勝利のきっかけをつくったのは、坂倉将吾捕手だ。2-3の八回2死。左腕・吉田の外角低めの直球を、逆らわずに左前へ運んだ。直後、秋山が決勝の逆転2ランを放つ。「うれしかった」。背番号31は、自分のことのように喜んだ。

 チームに勢いを与える打撃が光った。大盛の5号ソロで1-2として迎えた三回2死二塁では、遊撃強襲の適時内野安打。追い上げムードに火を付けた。

 「大盛さんの一振りが、流れをつくってくれた。ファビ(ファビアン)も出塁してくれた。何とか走者をかえすことができて良かった」

 5試合ぶりの打点で一時同点。2死から勝負強さを発揮した一打は、チームの士気を高める大きな価値あるものだった。

 アドゥワが2点を先取された後、すぐさま追いついた。新井監督は「サク(坂倉)もよく打ちました。2点を先制された直後に、2点を追いついたというのが、試合の流れの上で大きかった」とうなずいた。

 六回には二塁内野安打を放った。猛打賞は、今季4度目だ。4月下旬から4番を任されて以降、打線の中心を担う存在としての責任感を胸に、頼もしくチームを勝利へと引っ張っている。

 「一戦一戦やるだけ。頑張ります」と、坂倉は顔を上げた。勝負どころで見せるその一振りは、今後のチーム浮上に欠かせない。

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