広島・玉村 今季最多109球も援護なし今季初黒星 「野手にリズムを作れていない」「ステップアップはできている」

 「ソフトバンク2-0広島」(29日、みずほペイペイドーム)

 広島・玉村昇悟投手は自身の投球へと反省の矢印を向けた。報われなかった今季最多109球の粘投。試合後、左腕をアイシングしたまま、「3人で抑える回がずっと少ない。そこはやっぱり野手にリズムを作れていない」と冷静な口調で言葉を並べた。

 二回1死三塁で山本祐の遊ゴロ間に先制点を献上。悔やまれるのは三回の失投だ。先頭の正木にカウント2-1から144キロの直球をバックスクリーン左へ運ばれた。捕手・持丸の構えは内角。投じたボールは明らかにミットの逆だった。「厳しくいくっていうサインだった。僕の投げミス」ときっぱり。「バッターの特徴を捉えながら、注意する場所をもっと整理しないといけない。考えながらやっていけたら」と、自らに課題を課した。

 収穫もあった。今季4度目の先発で7回6安打2失点。初黒星を喫したものの、イニング数、球数でともに今季最多を更新した。「ステップアップはできている。抑えきれたところは多いので、そこは良かったかなと思います」。防御率1・88が示すように、安定感のある投球を続けている。

 左腕の登板時はこの日を含め、2得点が一度、3試合無得点と援護点が少ない試合が続く。「しっかり反省して、次に生かしたいなと思います」と次戦を見据えた玉村。打線の奮起を信じて、自身の役割を果たすことだけに力を注ぐ。

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