広島・新井監督 栗林は「抑えより、生き生きと楽しそう」 就任後初の開幕3連勝「また気を引き締めていきたい」
「広島1-0中日」(29日、マツダスタジアム)
広島にとって、3試合とも手に汗握る展開だった。若き力が輝きを放ち、既存選手も存在感を発揮。そして新境地を歩み始めた右腕も最上の結果を残した。最高と言っても良い開幕カード3連勝。新井貴浩監督は笑みを浮かべて充実感を漂わせながらも「全て1点差。まだ3試合しか終わっていない。また気を引き締めていきたい」と勝ってかぶとの緒を締めた。
3連戦を「選手がよく頑張った」と振り返った。開幕戦は4点を追う九回にモンテロとドラフト1位・平川(仙台大)の適時打で追い付くと、延長十回に同3位・勝田(近大)がサヨナラ打。同2位・斉藤汰も中継ぎでプロ初登板し、1回無失点のデビューとなった。
開幕2戦目も勝利し、この日は今季から先発に転向した栗林がプロ初先発で完封星。「まさかマダックス(100球未満の完封)をするとは。興奮している。夢にも思っていなかった」と驚きを言葉にしつつ、「抑えをやっている時より、生き生きと楽しそうに投げている」と親心をにじませた。
監督に就任して初めての開幕3連勝にも「これからいろんなことが起こると思う。学びながら、失敗を繰り返しながら成長してもらいたい」と足元を見ることは忘れない。今のカープは戦いながら強くなっていく。勝利でつかんだ自信が、成長する上で最大の“栄養”となる。





