広島ドラ3・勝田「菊池さん超える」 二塁のレギュラー獲り&1年目守備率10割のW宣言
広島からドラフト3位指名を受けた勝田成内野手(22)=近大=が27日、東大阪市内の同大学で新井貴浩監督(48)、鞘師智也スカウト(45)から指名あいさつを受けた。新井監督は今春に勝田のプレーを実際に見たことを明かし、献身的なプレースタイルにほれ込んだと強調。金の卵は指揮官の来訪に責任感を強め、二塁のレギュラー奪取を誓った。
スタートラインに立った実感を込め、勝田は使命感を強めた。緊張した面持ちの中に、自覚が漂う。新井監督の来訪に「本当に、びっくりしました。3位なんですけど来ていただいたので、自分で覚悟を決めてがんばりたいなと思います」と決意をみなぎらせた。
チームは現状、小園以外はレギュラーが白紙で「セカンドでレギュラーを取りたい」と闘志を燃やす。来季から先輩になる菊池に憧れ、中学時代には球場に足を運んで目を凝らした。菊池は13年から22年まで、10年連続でゴールデングラブ賞に輝いた名手。20年には二塁手で初の守備率10割という偉業も達成した。
勝田自身も今年の春、秋のリーグ戦で無失策を記録。「ヒットコースの球を捕れるところが持ち味」と自信をのぞかせ「1年目は無失策でシーズンを終えることが目標」と守りで貢献する青写真を描く。そして「菊池さんに並んで、菊池さんを超えられるような存在になりたい」と高いハードルを自らに課した。
ドラフト会議後の指名あいさつで、監督が直接赴くのは1位指名選手のみの場合が多い。勝田の元を訪れたことに期待の高さがうかがえる。新井監督がほれ込んだ契機は今年の春。滋賀県の皇子山球場で行われた関西学生リーグの試合を所用で観戦した際、たまたま勝田が出場していた。
指揮官は「スタンドから見ていても彼を追いかけてしまうというか。そこから鞘師スカウトに映像とかを持ってきてもらってぜひとも(球団に指名を)お願いしました。ご縁に感謝しています」と経緯を明かした。
最も目を奪われたのは姿勢で「ガッツがあって自分が何をしないといけないか、状況判断ができる視野の広い賢い選手。チームが勝つことに対し『自分が犠牲になってでも』という献身性も素晴らしい。ウチにはいないタイプ」と絶賛。加えて「走攻守全てで高いレベルの選手だと思うけど、それより彼の野球に取り組む姿勢、マインドに一番ほれた」とあふれる熱量で指名に至った。
大学では23年春から6季連続の打率3割台で、ベストナインに6度選出された。打撃面では「一番目指しているのは最高出塁率や、最多安打」と将来的なタイトル奪取を見据え「1年目からカープの戦力になれるように」と勝田。鉄壁の守備と献身的な姿勢で、カープファンを魅了していく。
◇勝田アラカルト
◆名前 勝田 成(かつだ・なる)
◆生まれ 2003年6月21日生まれ、22歳。大阪市出身。
◆サイズ 163センチ、70キロ。
◆投打 右投げ左打ち。内野手。
◆球歴 小学1年で野球を始め、6年時には阪神タイガースジュニア入り。大淀ボーイズを経て、関大北陽に進学。近大では1年秋からベンチ入り。3年時には大学日本代表に選出された。
◆50メートル走 6秒1。
◆遠投 115メートル。
◆趣味 ボウリングとダーツ。ボウリングの最高スコアは250。
◆好きな食べ物 岡山のシャインマスカット。「タイガースジュニアに所属していた時の主将が岡山県出身で。シャインマスカットを食べた時においしかったので、そこから好きです」
◆好きな芸能人 福原遥
◆座右の銘 「執念」、「感謝」、「選んだ道でどう生きるか」





