広島 若鯉ローテで真夏の反撃 「自信を持って投げられる」高→森下→遠藤で竜3連倒じゃ
広島が、8月1日からの中日3連戦(マツダ)を前に先発ローテを再編することが28日、分かった。初戦は2年目の高太一投手(24)がプロ初先発に挑む見込み。第2戦は中6日で森下暢仁投手(27)、第3戦はリリーフ登板を続ける遠藤淳志投手(26)を先発させる方針だ。チームは今季、中日戦で6勝7敗1分け。若い力で竜倒を狙う。
期待の膨らむ今週末になりそうだ。先週末の巨人戦は2連戦で、この日は27日に先発した佐藤柳が出場選手登録を抹消された。“空席”となった金曜日と日曜日の先発には若い力を抜てきする。
まずは23年度ドラフト2位・高が8月1日の中日戦でプロ初先発する。2軍では14試合に登板(先発8試合)して2勝4敗、防御率4・17。先発した26日のウエスタン・阪神戦(由宇)を3回1安打無失点にまとめると、登板後に1軍昇格という“プレゼント”を受け取った。
翌27日に1軍合流。「真っすぐの球威、質にはこだわってきた。それと武器になる変化球を磨き、最近になって自信を持って投げられるようになってきた」と手応えを口にした。5月下旬からは野村3軍投手コーチ兼アナリストと二人三脚で、投球フォームの見直しに注力。確かな成果を携え、昨年10月5日のシーズン最終戦以来の1軍舞台でプロ初勝利に挑む。
2日の第2戦は中6日で森下がスタンバイ。前回26日の巨人戦はマメの影響で七回途中に緊急降板していた。だが、永川投手コーチは「たぶん、大丈夫そうじゃないかな」と大事には至っていないと説明。3日は中継ぎで5試合に登板している遠藤を立て、必勝を期す。同投手コーチは「勝たないといけないので、確率が高い投手をどんどん使っていくということになる」と起用の意図を語った。フレッシュな顔ぶれも加えて、夏場の反攻を目指していく。





