広島・林 789日ぶり本塁打 17日に再昇格後初スタメンで最高の結果「どんどん結果を残していきたい」

 6回、林はバックスクリーンに1号ソロを放つ(撮影・佐藤厚)
 6回、林はバックスクリーンにソロを放つ(撮影・佐藤厚)
 6回、林はバックスクリーンに1号ソロを放ち、ベンチにがい旋する(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト8-7広島」(20日、神宮球場)

 力強く振り抜いた広島・林晃汰内野手の打球は、勢いよくバックスクリーンに突き刺さった。1軍再昇格後、初スタメンで2年ぶり1号ソロ。自力優勝の可能性が消滅した一戦で、ファンに希望を届けた。

 2点を追う六回1死でアビラの外角チェンジアップを中越えに運んだ。初回、四回はいずれも三振。「前の打席が全然良くなかったので、修正しようと思った」と最高の結果につなげた。本塁打は23年5月23日の中日戦以来789日ぶり。確かな収穫を手にした。

 4月28日に2軍降格となり「率を上げつつ、そこ(本塁打)は打てるように取り組んできた」と確実性と豪快さの両立に注力。その成果はウエスタン・リーグトップの7本塁打に表れた。17日に再び1軍昇格となり、巡った出番で久々の一発。「どんどん結果を残していきたい」と鼻息を荒くした大砲候補が、己の存在価値をさらに高めていく。

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