絶好調の広島・大盛「1番・中堅」譲らん! 交流戦では10戦連続安打で猛アピール成功 漂うブレークの気配
つかみかけている「1番・中堅」の座を誰にも譲るつもりはない。ここから求められるのは、結果を残し続けること。27日からのリーグ戦再開を前に広島・大盛穂外野手(28)は26日、「交流戦だけじゃないというのを見せないといけない。いつも対戦するチームに対して、どうアプローチしていくのかが大事になってくる」と気を引き締めた。
交流戦では10試合連続安打をマークするなど、猛アピールに成功。直近7試合連続で1番で起用されており、ブレークの気配が漂う。交流戦を振り返り「できすぎかなというぐらい」と謙遜しつつ、「コンタクトできる回数が明らかに増えた。それは実感してます」と、打席内容の充実に手応えをにじませる。
大盛を含めた中堅の争いに新井監督は「うれしい悩み」と目を細める。「奨成(中村)もいい。秋山、野間もまだ負けんぞと思っている。そこも考えながらやっていきたい」と高いレベルでの競争に期待を寄せた。
大盛はこの日、マツダスタジアムで行われた全体練習に参加。打撃練習では快音を響かせ、好調ぶりを印象づけた。「交流戦で自分がやれたことを、リーグ戦に戻っても継続できるようにしたい。1番でチームを勇気づけられるように。1番でずっと出続けることを目標に頑張っていきたい」。目の色を変え、熾烈(しれつ)な争いを勝ち抜いていく。





