広島2軍、ドラ2・佐藤柳が9回1死までノーヒットノーラン 快挙逃すも「すごくいい経験になった」
「ウエスタン、阪神0-0広島」(18日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
先発した広島のドラフト2位・佐藤柳之介投手(22)=富士大=が、九回1死まで無安打投球を披露した。惜しくも快挙を逃したが、プロ入り最多の9回を投げ2安打無失点。「9回を投げさせてもらえたのは、すごくいい経験になった」と124球を振り返った。
初回から制球力がさえて、相手打線を料理。九回1死で井坪に二塁打を浴びて初安打を許すも、その後のピンチは無失点で切り抜けた。
好投の要因はチーム全体の流れを意識した点。「自分のテンポで投げるのも大事だけど、守備のリズムを作るのも投手の役割。そういう部分を意識したら、自分も乗っていけた」と振り返った。
同期入団のドラフト3位・岡本は1軍で存在感を発揮。「自分はライバルとして見ている」と対抗心を燃やしつつ「1軍、1軍と意識したら空回ると思う。自分の課題を持って、しっかり投げたい」と足元を見つめることも忘れなかった。




