広島・森が一発に泣く 初回森下に先制2ラン被弾 二回以降は立ち直り6回2失点で降板

 「広島-阪神」(1日、マツダスタジアム)

 広島の先発・森翔平投手(27)が6回3安打2失点で降板。中11日と登板間隔が空いた中、粘りの投球で4勝目を目指したが、打線の援護に恵まれなかった。

 1球に泣いた。初回先頭の近本に四球を与えると、1死二塁となり森下と対峙(たいじ)。カウント1-1から甘く入った変化球を左翼席に運ばれ、先制の8号2ランを浴びた。

 二回以降は高い修正能力を発揮。二回から四回までは打者9人をパーフェクトで打ち取った。五回は無死三塁のピンチを招くも、木浪を空振り三振、伊原を一ゴロ、近本も一ゴロに抑え、無失点で切り抜けた。

 その後も力投を見せたが、六回に代打を送られて交代。打線が伊原の前に六回まで1安打無得点に抑えられ、4月13日・巨人戦(マツダ)以来の4勝目には届かなかった。

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