広島の希望だ!二俣 ケイ撃ち実戦4発目 自信みなぎらせ「『開幕1軍』と言っていたけど、『開幕レギュラー』を」

 「オープン戦、DeNA3-3広島」(5日、横浜スタジアム)

 クルッと回ってすくい上げた。キャンプから存在感を示し続ける二俣翔一内野手がカープの希望だ。「4番・遊撃」でスタメン出場すると二回先頭で左翼への先制ソロ。今年の実戦4本目のアーチをかけ、「練習でやっていることが試合で出せている。今までは『開幕1軍』と言っていたけど、『開幕レギュラー』を目指してやっていきたい」と自信をみなぎらせた。

 ローテ格の投手から打ったことに価値がある。相手先発・ケイは昨季24試合に先発し、6勝を挙げた剛球左腕。初球は内角直球を投げ込まれた後、1ボールから内角に食い込んでくるカットボールに反応した。体の回転を意識した力感のないスイングでスタンドまで運んでみせた。

 昨秋から取り組む「ホームベースにボールを打ち込むイメージ」の縦振りを意識した新フォームは猛練習のキャンプを経て体に浸透。2月は紅白戦で1本、練習試合で2本のアーチをかけた。今年に入ってチームトップの4本塁打目という事実が進化しているという何よりの証拠だ。

 朝山打撃コーチも「若手では間違いなく一歩抜けている。地力がついているのは確か」と成長を認める。二俣は「早く開幕してほしいなっていうのはあります」と笑った。この勢いを維持し続けて、初の開幕1軍どころか、レギュラーの座までつかみ取る。

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