広島・新井監督「若手は一年中キャンプ」 マツダでも連続ティー&ロングティー!猛練習継続 「小園も若手」ときっぱり

 自ら手本を示し、内田に打撃指導をする新井監督(撮影・市尻達拡)
 春季キャンプと同様に、全体練習最後のメニューとして、ロングティーと連続ティーを行う広島野手陣
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 振って振って振りまくれ!広島・新井貴浩監督(48)が3日、キャンプが終わってもスイング量を確保していく方針を示した。今春キャンプで練習の締めとして定番となった連続ティー&ロングティーを、マツダスタジアムの屋内練習場で行われた全体練習でも敢行。「若手は一年中キャンプ」と猛練習を継続することを明言した。

 南国で見慣れた光景が、広島でも繰り広げられた。うめき声をあげながら、バットを振る若鯉たち。屋内練習場に転がった無数の白球を全員で拾い集め、練習が終わった。キャンプ打ち上げから約1週間。シーズン開幕への調整が進んでいく中、新井監督が変わらぬ姿勢を強調した。

 「若手は一年中キャンプだから。やれる時は量もやっておきましょうよという感じ」

 打撃特化型で臨んだ今春キャンプ。練習の締めとして恒例となっていた連続ティー&ロングティーをキャンプ後初の全体練習となったこの日もメニューに組み込んだ。「オープン戦に入ってきて、実戦が多くなると練習量的にも減ってしまう」と指揮官。スイング量を確保するため今後も「やれる時はやる」と猛練習の継続を予告した。

 主力組も例外ではない。新井監督は「小園も若手」ときっぱり。フルメニューを消化した小園は「強さを出すためには振らないといけないと僕も思っている。いい練習ができている。このまま継続できれば」と汗を拭った。

 シーズンに入っても方針を変えるつもりはない。「早出(特打)とかはやっているから、そこにもしかしたら、連ティーとかも入れるかもしれない。去年より(スイングの)量は増えるんじゃないかな」と指揮官。1年を通して鍛え抜き、求める「強い選手」を育成していく。

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