広島・坂倉 23日・巨人戦から実戦復帰 新井監督「ジャイアンツ戦は連れて行くよ」
広島・新井貴浩監督(48)は21日、昨年11月末に右肘関節のクリーニング手術を受けた坂倉将吾捕手(26)が今年初のオープン戦となる23日・巨人戦(那覇)から実戦復帰することを明言した。扇の要がまた一つ、全快への階段を上る。
坂倉は20日に行われたシート打撃で捕手を務め、二塁送球も披露。打撃では右越えの二塁打も放ち、健在ぶりを示した。このプレーを見た新井監督は「ジャイアンツ戦は連れて行くよ」と坂倉が23日の試合に出場することを明言。肘の状態についても、「動きを見ても、もう問題ないでしょ。(マスクをかぶるのは)徐々にという感じになってくると思う」と見通しを示した。
坂倉自身は現状について、「痛いとかはない。スローイング練習がしっかりできているわけではないので『どうなるかな』という感じだけど、試合をどんどんやっていかないと課題も出ない」と言及。実戦を重ねながら状態を上げていく。
昨年は11月に侍ジャパンの一員として「プレミア12」も経験。今やチームに欠かせない背番号31が開幕へギアを上げていく。




