2025.02.11

広島　日南一次キャンプ打ち上げ　新井監督「さらに激しい競争を見せてもらいたい」投手陣でドラ２ルーキーが存在感

日南での春季キャンプを終え、坂倉のかけ声で一本締めをする（左上から）新井監督、渡辺（撮影・市尻達拡）

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　「広島春季キャンプ」（１１日、日南）

　広島が１日から宮崎県日南市で行っていた一次キャンプを打ち上げた。同日中に沖縄へ移動し、１３日からは二次キャンプに臨む。

　１１日間に及んだ一次キャンプ。野手陣は昨秋同様、ロングティーと連続ティーを毎日実施。徹底的にバットを振り込んで打力向上に励んだ。投手陣ではドラフト２位・佐藤柳（富士大）や２年目の常広が存在感を発揮。先発陣の軸となる大瀬良、床田、森下も順調な仕上がりを魅せた。新井貴浩監督（４８）は「非常に充実したキャンプだったと思います。選手一人一人、動きがすごく良かったですね」と笑顔で振り返った。

　沖縄では練習試合を含め対外試合７試合を実施する予定。若手は激化する競争に身を置くことになる。指揮官は「気温も上がると思いますし、まだまだ体も動いて、パフォーマンスも上がってくると思うのので。さらに激しい競争を見せてもらいたいと思います」とハイレベルなサバイバルに期待した。