広島・矢野が同点打を含む今季初の猛打賞「最近足を引っ張っていたので」試合を締める好守も「普通です」

 8回、二塁打を放った矢野(撮影・市尻達拡)
 6回、矢野は松山の右前タイムリーで本塁へ向かう(撮影・市尻達拡)
 お立ち台でポーズをとる(左から)矢野、石原、アドゥワ(撮影・市尻達拡)
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 「広島6-3中日」(10日、マツダスタジアム)

 広島の矢野雅哉内野手(25)が今季初の猛打賞をマーク。「最近なかなか足を引っ張っていたので、今日は打てて良かった」と汗を拭った。

 「7番・遊撃」で出場。四回に2点を先制されるも直後の攻撃だった。2死一、二塁から「6番・一塁」で出場した中村健が松葉から左前適時打を放ち1点差に。なおも2死一、二塁で矢野が打席へ。初球を振り抜くと、打球は左翼前にポトリ。「いいところに落ちてくれました」と同点適時打を振り返った。

 九回2死では、宇佐美が放った三塁後方の飛球に対し、落下地点まで一直線。後ろ向きでの好捕で最後のアウトをもぎとった。好守にも本人は「普通です」と涼しい顔。攻守にわたっての活躍で存在感を放った。

 

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