広島・新井監督 阪神との決戦へ「高校球児のように戦う」島内への無茶振りでファンの笑いも誘う

セレモニーであいさつする新井監督
試合後、新井監督(左)に促されあいさつする島内(撮影・田中太一)
栗林からウイニングボールを受け取る新井監督(中央)=撮影・飯室逸平
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 「JERA CSセ・ファーストS・第2戦、広島東洋カープ4-2横浜DeNAベイスターズ」(15日、マツダスタジアム)

 広島が勝ち、2連勝でCSファーストSを突破。18日から行われる王者・阪神とのCSファイナルS進出を決めた。

 試合後、マイクの前に立った新井監督は「まず私のあいさつの前に、今日もナイスピッチングでした、最優秀中継ぎ投手、島内よりひとことお礼を申し上げます」と無茶振り。今季、チームを支え続けた“8回の男”への敬意を示した。

 慣れないあいさつに島内は動揺を隠せず。すかさず指揮官は耳打ちする優しさも見せると、島内は「本日はありがとうございました。甲子園でも勝って、マツダスタジアムに帰ってきます!応援よろしくお願いします!」と声を張り上げ、大歓声が響いた。

 再びマイクの前に立った新井監督は「島内さん、ありがとうございました」と視線を送り、ファンは爆笑。続けて、「昨日、きょう、超満員のマツダスタジアムで選手の背中を押していただき、ありがとうございます。おかげさまで、強いベイスターズを倒して、ファイナルの切符をつかみ取ることができました。これも本当によく頑張ってくれた選手のおかげと思っています」と感謝した。

 18日から始まる阪神との最終決戦に向け、「甲子園では今年のスローガンであります、ガムシャラに、カープの全員野球で、高校球児のように戦ってきたいと思います。また、超満員のマツダスタジアムで野球ができるよう、たくさん喜んでもらえるよう、行ってきます!ありがとうございました!」と誓った。

 この日は初戦に続いて新井監督の継投策、代打策が的中。八回は代打・田中が決勝打を放った。勢いに乗って、一丸野球を掲げて甲子園に乗り込む。

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