広島・野間 準備OK!スタメン獲りアピール先制タイムリー シーズン途中離脱の悔しさ晴らす
「練習試合、広島東洋カープ2-0伯和ビクトリーズ」(8日、マツダスタジアム)
広島・野間峻祥外野手がバットでCSのスタメン獲りをアピールした。八回無死満塁。左腕・佐野のカウント1-1からの3球目、123キロを逃さず右前打とし、先制の適時打にした。
左太もも裏の張りを訴え、9月17日に出場選手登録を抹消。そのまま復帰はならず、シーズン終了した。CSに向けた全体練習からようやくチームに戻ってこられた。社会人相手とはいえ、実戦で放った安打に意味がある。
チームは七回まで相手左腕・平岡の前に3安打無得点と苦しめられた。その中で四回には粘って四球を選び、持ち味も見せた。
「打つ方はあまり間隔が空いてない。(ファームで)シート打撃もやっていたので、対投手も違和感なくやれてますし、昨日もコンタクトしながらできていた。あと1試合、CSにいい状態で入れるようにしたい」
DeNAの先発は東、今永が予想される。東に対しては末包が好相性ということもあり、外野のスタメンは流動的となっている。
「誰かが調子悪かったら誰かがいくという感じになる。どういう布陣になるか分からないけど、いったところでできればと思います」
5年前のCSも知る。「2位からなんで、思い切ってやれる。みんなで一丸となって、いつも通りやっていければ」と気合を込めた。





