カープ菊池 大学時代の主戦場で猛打賞 「残りわずかなので、力を振り絞ってやるだけです」
「読売ジャイアンツ2-0広島東洋カープ」(31日、長良川球場)
広島・菊池涼介内野手(33)が7月16日・DeNA戦以来、今季7度目の猛打賞。中京学院大時代に慣れ親しんだ岐阜・長良川球場で躍動。友人らが応援に駆けつける中での活躍に「ずっと悪かったのでいいところ見せられてよかったです」と振り返った。
ここでは5月9日・中日戦でも猛打賞を記録するなど今季は9打数6安打、通算でも20打数10安打の打率5割、2打点と大得意だ。
「そんな打ってます(笑)打ってる記憶ないけど、毎日ここでやってほしいですね」
7月下旬に痛めた腹斜筋の影響からか8月は不振を極めた。91打数18安打の打率・198、1本塁打、2打点。苦しんだ時期を忘れさせてくれたのが準地元ともいえる岐阜だ。
「悪いイメージで入ってもしょうがないので。残り試合も少ないので、割り切っていこうと思っていた」
ただ、チームは10安打を放つも今季11度目の完封負けに終わった。4連勝中と好相性だった岐阜で2009年6月30日・巨人戦以来、14年ぶりの敗戦となった。
首位・阪神とは5・5ゲーム差に開いた。
「移動とかデーゲームになって、疲れは残ると思うけど、残りわずかなので、力を振り絞ってやるだけです」
あと23試合。奇跡を信じて戦い抜く。




