広島・黒原は3回4失点でプロ初勝利逃す 打線が初回に6点援護も粘りきれず

 1回、2点を先制される黒原(撮影・田中太一)
 先発し、投げ込む黒原(撮影・田中太一)
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 「広島東洋カープ-東京ヤクルトスワローズ」(27日、マツダスタジアム)

 プロ3試合目の先発に臨んだ広島・黒原拓未投手(23)は3回6安打4失点で降板し、プロ初勝利はならなかった。

 初回1死から青木に右中間への二塁打。暴投で三塁に進まれて3番・山田は一邪飛に仕留めた。だが、村上に四球を与えてピンチを拡大させると、サンタナには初球147キロをジャスミートされ、右中間への適時二塁打で2点を先制された。

 直後に味方が6点を奪って援護をもらうと、二回は無失点。だが三回は2死一、三塁のピンチを招き、8番・丸山和に左中間を破られ、2点を献上して2点差に迫られた。

 1軍での先発登板は、プロ初黒星を喫した6月11日・ロッテ戦以来。きょうが救援も含め通算17試合目のマウンドだったが、節目の白星を手中に収めることはできなかった。

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