広島・新井監督 積極攻撃のスタイルは「変えない変えない」2連敗で4位転落

 7回、適時打を放った林を迎える新井監督(撮影・山口登)
 8回、代打の堂林は併殺に倒れる(撮影・山口登)
 7回、中前へ適時打を放つ林(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神4-1広島」(21日、甲子園球場)

 広島は連敗で“サミットロード”最終戦を終えた。

 先発のアンダーソンは三回に名手・菊池の失策から先制を許し、四回には梅野に適時打を許した。

 攻撃陣は才木に苦しめられた。七回に相手失策から得たチャンスに林が中前適時打でチーム16イニングぶりの得点を挙げたが、それまで。

 巨人が勝ったことで4月24日以来の4位転落となった。

 新井貴浩監督は打線について「(才木は)そう簡単に連打は難しいと思う」と話した。

 六、八回は先頭打者が出塁するも併殺打もあり、得点することはできなかった。

 「状況によってバントはあると思うけど、それはこっちの指示で打たせてる。結果はベンチが全部背負うわけだから。結果論だから。それでつながる日もある。バントしないとは言ってないし、中盤以降はそういうのもある。相手投手、打者との兼ね合いがある。こっちでどんどんいけって指示してるから、これはベンチが受け止める」

 積極的に打って出るスタイルを貫く。

 「変えない変えない。ただ、状況によっては(バントも)あるよ?なかなかのロースコアだなってなれば臨機応変にやっていきたい。基本的には変えない」

 七回は19日に昇格したばかりの林が適時打。「いいヒットだった。チャンスでね。追い込まれながら、いいヒットだった。粘り強くね。スタメンで出たばっかりですけど、打席の中で勝負していく姿勢は見えますし。どんどん試合で打席を重ねていったら段々、対応できてくると思う。今日の安打もナイスバッティングだった」と好評価した。

 一方でルーキーの中村貴浩は無安打。

 「ヒットは出なかったけど、打席内の雰囲気もあるし、スイングも強いし。追い込まれてからの対応も出せてる。ヒットが出るのは時間の問題。いい雰囲気が出てます」

 アンダーソンは五回途中で、治療のためベンチに下がる場面があった。

 「ちょっと体がつったので、一回治療して、応急処置してマウンドに上がった。ちょっと状態が良さそうじゃなかったのでスイッチしました。次回影響は?大丈夫でしょ」

 ようやく23日からは本拠地マツダスタジアムに帰る。

 「2週間のビジターだったけど、選手は本当に良く頑張ったと思います。また週明け帰るから、マツダで1週間やれるので、この2週間、選手は本当に良く頑張ったと思います」

 4カード連続のビジターは7勝5敗。5割に逆戻りとなったが、ここから再スタートを切る。

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