広島・新井監督4位転落 ビジター1勝6敗に「まだ始まったばっかり」

8回、選手交代を告げベンチに戻る広島・新井監督(撮影・高部洋祐)
5回、阪神打線につかまり、マウンドに集まる遠藤(右端)ら広島ナイン(撮影・高部洋祐)
7回、阪神打線に打ち込まれ、マウンドに集まる黒原(右から2人目)ら広島ナイン(撮影・高部洋祐)
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 「阪神6-1広島」(19日、甲子園球場)

 広島は阪神・大竹に苦戦。七回途中まで1得点に抑えられ連敗。5カードぶりの負け越しで4位に転落した。

 新井貴浩監督は大竹について「制球が良かった。緩急もしっかり効いていたしなかなか捕まえることができなかったですね。結構捉えた当たりもあったから正面にいったりとかしたりね」と振り返った。

 悔やまれるのは六回に2死一塁で好調の秋山を迎えた場面。一走・野間がけん制死したが、「あれはこっちの指示なんで」と明かす。打線ではデビッドソンが4号を放って以来、わずか1安打と当たりが止まった。「慣れるまでというのは、打席数が必要だと思っているので彼もね。思うような打席は出ていないですけど、しっかり練習もして、取り組んでいるのでこっちはもう、慣れるまでと。最初からそのつもりだし」と話し、「まだ考えてないです」と打順降格は否定した。

 先発の遠藤は四回まで無安打も五、六回に失点。「いや、でも試合は作ってくれている。先制されたときも不運な当たりからだったので、しっかり試合は作ってくれていると思いますよ」とかばった。

 これでビジター試合1勝6敗となったが「それはまだ始まったばっかりですしね。そこは全然気にならない」と話した。

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