ドラフト5位が開幕1軍 広島・河野佳「動揺しないよう準備」 開幕カードのヤクルトに「攻めの投球」

 1年目から開幕1軍入りを決めた広島ドラフト5位・河野佳投手(21)=大阪ガス=が28日、攻めの投球を貫いて1年間フル回転することを誓った。中継ぎとしてスタンバイする右腕。オープン戦は防御率1・50と安定感を誇った。チームの新人選手では唯一の開幕1軍。ルーキーイヤーから躍動を目指す。

 落ち着いた表情で、迫る本番に視線を向けた。「オープン戦とはまた違った緊張感もあると思う。動揺しないように準備していきたい」と冷静に闘志を燃やす。プロ1年目。弱気は禁物だと自覚している。特に開幕カードはリーグ2連覇中のヤクルト戦。「受け身にならず、どんどん攻めの投球ができたら」と強気に腕を振る。

 オープン戦は6試合に登板して計6回を1失点。与えた四死球は一つもなかった。「ゾーンの中で勝負すること、無駄な四死球を出さないことが持ち味。そういう部分は出せた」。シーズンでも、らしさを発揮していく。

 選抜高校野球に出場中の母校・広陵は27日の勝利で13年ぶりのベスト8進出。「すごくいい刺激をもらっている」と後輩たちからもパワーをもらった。「毎日試合というのはやったことがないので、まずは一日一日、任されたイニングをしっかり投げていけたら」と河野。自身の役割を全うし、ブルペン陣に欠かせない存在になる。

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