広島・小園 猛特訓 西川と1時間超マンツーマンティー打撃 14日紅白戦「結果を出します」

 「広島春季キャンプ」(13日、日南)

 雨が降ったからこそ、課題に取り組めた。広島・小園海斗内野手(22)が13日、室内練習場で西川と1時間超えの“特訓”を実施。この日予定されていた紅白戦は14日に順延。1人でマシン打撃をしようとしていたところに西川が現れ、頼れる先輩と汗を流すことになった。

 練習はティー打撃。通常のそれとは違い、約20メートル先に置いたネットを目がけ、トスされた球を交互に打った。至近距離にネットを置くと「どういう打球が行ったかが分からない」と話し「(球に)合わせて振るとダメ。しっかり捉えること」に注力して確実性向上の感覚を体に染みこませた。

 離れた場所から自分の意図した場所に打球を飛ばすには、スイングの再現性も必要。「軌道もですし、意識もそう。(何が足りないかは)分かっているのは分かっているけど、まだまだ意識が足りない。まだまだかなわない」とチーム屈指の好打者・西川の秀でた部分を実感したという。

 紅組の「5番・遊撃」で先発出場した12日の紅白戦は2打数無安打に終わった。内容は1四球と2つの中飛。日南キャンプ最後の実戦となる14日の紅白戦へ「日南でヒットを打っていないので、さすがに一本は打てるように。結果を出します」と小園。快音を響かせ、納得した形で一次キャンプを締めくくる。

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