広島・ドラ6長谷部 フリー打撃初登板で持ち味発揮「しっかり腕を振って投げられた」

 「広島春季キャンプ」(9日、日南)

 広島のドラフト6位・長谷部銀次投手(24)=トヨタ自動車=が、初めてフリー打撃に登板。打者5人と対戦した中、デビットソンから直球で空振りを奪った。

 持ち味を発揮した。テイクバックが小さく、球の出所が見えにくい独特なフォーム。差し込まれる形となった助っ人は、直球にタイミングを合わせられなかった。「しっかり腕を振って投げられたからだと思う」。新人左腕は手応えを口にした。

 ブルペン強化は、新井監督が就任時に真っ先に掲げたテーマだ。長谷部の台頭がチーム力を押し上げることになる。「一つ自信を持って、今後も腕を振って投げたい」。右打者を苦にしないのも武器。存在感を示し続けていく。

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