カープ島内 勝利の方程式入りへ課題克服誓う「真っすぐを生かす一番の方法」
広島の島内颯太郞投手(26)が14日、来季の勝ちパターン入りへ、ストライク先行の投球を誓った。今季序盤はリードした展開での出番を増やしたが、ボール球が先行する投球で痛打を浴び、安定感を欠いた。みやざきフェニックス・リーグでは自身が優位な状況に持ち込む投球を続け、巻き返しへ準備を進める。
しびれる展開で投げるためには、克服すべき課題がある。島内のテーマは常に優位な状況をつくること。それは自身の武器、直球を生かす最善策でもある。「僕の真っすぐを生かす一番の方法は、ストライクゾーンでストライク先行の投球をすること」と打開策を口にした。
開幕1軍入りした今季は22試合の登板にとどまり0勝3敗、防御率3・79。自己最多の51試合に登板した昨季から一転、悔しさが募った。春先はリード時の終盤を任されたが、2度の出場選手登録抹消など2軍で過ごす時間が長かった。
その要因は明確。ボールが先行して相手に直球を狙われる状況にしてしまい、痛打される場面が多くあった。「先に追い込むことで、打者も(直球か変化球か)どっちの球が来るか分からないようになる。打者が(ヤマを)張りにくい中であれば自信を持って投げられる」。打ち取るまでの過程を突き詰め、その確率を高める。
12日のフェニックス・リーグ、日本ハム戦では2点リードの九回に登板。三者凡退で、最速は152キロを計測した。今季は栗林につなぐ“八回の男”として矢崎が台頭。自身も負けていられない。「中継ぎをやっている以上は、勝ちパターンで投げないといけない。来年はそこを目指したい」。主導権を握る投球で、逆襲を図る。



