広島快勝!長野が古巣巨人相手に2発5打点大暴れ 2軍降格経て復活「勝てて良かった」

 3回、中越えに満塁本塁打を放つ長野(撮影・西岡正)
 3回、満塁本塁打を放ち、森下(左)らに祝福される長野(撮影・西岡正)
 9回、中前打を放つ長野(撮影・西岡正)
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 「巨人4-11広島」(16日、東京ドーム)

 広島が大勝で巨人に連勝。借金2とした。

 猛打で圧倒した。主役となったのはベテラン長野。古巣の巨人相手に二回は待望の今季1号ソロ。さらに、三回には秋山、マクブルームの適時打などで加点し、さらに無死満塁から再び長野がバックスクリーンへ満塁本塁打を運んだ。

 満塁本塁打は巨人時代の2014年9月6日・ヤクルト戦以来、自身4本目。本塁打は昨年7月8日・DeNA戦(マツダスタジアム)以来、約1年ぶり。

 今季は不振でファーム降格も経験したが、2軍では打率・556と格の違いを見せつけて再昇格。前日15日の試合も代打で貴重な四球を選び、磯村の満塁本塁打を呼び込んでいた。

 かつて在籍した巨人の本拠地、東京ドームでヒーローインタビュー。「まず勝てたことが良かったです」とうなずいた長野は本塁打について「感触は覚えてないが、フェンスを越えてくれて良かったです」と語った。

 2軍降格からの復活について「若い選手たちと泥ンコになりながらバットを振って帰ってきました」と振り返り、「順位は気にしてないと思うが、目の前の試合を全力でやっていきたいと思います」と前を向いた。

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