広島・佐々岡監督、本拠地デビューの秋山が4連続三振も「まだ4試合目。徐々に調子を上げてくれれば」

 「広島4-7DeNA」(12日、マツダスタジアム)

 広島は4位に転落した。先発した九里は立ち上がりに失点し、5回6安打3失点でKO。6月2日の日本ハム戦で3勝目を手にして以降、1カ月以上白星から遠ざかった。

 中継ぎ陣もケムナが3失点(自責点0)するなど踏ん張りきれなかった。

 本拠地デビューとなった秋山は「3番・右翼」でスタメン出場し、NPBでは初めて4打席連続三振を喫した。初回、四回は見逃し三振。六回1死一塁では空振り三振に倒れ、八回1死一、二塁の好機で迎えた第4打席も見逃し三振に倒れた。

 攻撃陣では、この日再昇格した長野が今季3度目の複数安打を記録。ウエスタン9試合で打率・556を残したいきおいそのままに快音を響かせた。

 試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。 

 -九里は立ち上がり本来の投球ではなかった。

 「勝負どころの甘さが出た感じがします。打たれたところは甘い球」

 -2点差の2番手で藤井をマウンドへ。

 「ビハインドのところだから。ビハインドの投手。黎來(藤井)もそういうところをしっかり投げて成長しつつあるというところで、ビハインドはしょうがないんじゃないですか」

 -今季3点差をひっくり返した試合がない。

 「先制され、点を取られればつながっていかないというのは事実だと思いますが、しっかりと作戦面は、打ってつないでいくしかないという中で、つながっていないのが現実だと思うので、そこはしっかりとやっているとは思います」。

 -秋山が本拠地デビューした。

 「まだ4試合目なので。ファームであまり出ていない。こっちもそれを分かった上で呼んでいるので、徐々に調子を上げてくれれば」

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