広島・佐々岡監督、秋山獲得に言及「キクとか会沢がプッシュ」舞台裏を明かす

 選手の交代を告げにベンチを出る佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
 8回、ソロを放ったオスナ(手前左)の生還を見つめる佐々岡監督(中央)=撮影・立川洋一郎
 4回、左翼線へ2点適時二塁打を放つ会沢(撮影・立川洋一郎)
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 「広島3-6ヤクルト」(28日、マツダスタジアム)

 広島は四回に上本、会沢の適時打で3点を先取したが、六回に床田が山田の適時打のあと、村上に逆転3ランを喫した。その後も追加点を許し敗戦。

 佐々岡真司監督は床田について「五回まではいい投球をして、期待する内容だった。(村上には)外の高めというところで。一番気をつけないといけない打者。ミーティングでもそういう話は出ていた。その前に3、4番の前に走者をためないというのが一つのポイントで、2番山崎に与えた四球が痛いのかなと思います」と振り返った。

 ヤクルトの3、4番は最も警戒しなければならないところ。「やっぱり(ヤクルトの前カード)巨人戦を見ても、調子のいい打者が多い中で4番の村上君を要警戒というところで、あそこで打つ村上君もさすがですけど、そこはしっかりとミーティングでやっているところなのでね」

 攻撃も11安打を放ちながら得点したのは四回の3点だけ。「初回もいい形で1本出なかった中で、あそこでつながって3点取れたので、あそこで床田の投球でという形になっていたと思うんですけど」

 試合前にはベテランの長野が登録抹消された。「もう一度、しっかり打撃を取り戻してほしい。力が必要な選手なので、打席を増やして調子を戻してほしい」

 加入が決まった秋山についてもコメントした。「うちのチームが欲しいポジションの中で、僕もずっと言っていて、キクとか会沢がプッシュしてもらっていたので。球団もうちのチームにハマるということで取りに行ってくれた。僕はほぼ知らないのですが、みんな聞くと野球に対する姿勢がすばらしく、プラスになることばかりだと思う。当然実績を考えても、外野の一つにぜひ来てほしいという気持ちが強かった。チーム内での競争も生まれるだろうし、若い選手にとっては学ぶことも多くプラスになるでしょう」

 秋山は30日に入団会見を開く。

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