広島・森下 六回に悪夢 山崎に逆転3ラン浴びる 前夜の大瀬良に続き森下も勝てず
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「ヤクルト-広島」(18日、神宮球場)
先発した広島・森下暢仁投手が一発に沈んだ。粘りの投球を続けて1点のリードを守り抜いていた中、六回に逆転弾を浴びた。
六回2死から二、三塁のピンチを招いて、2番・山崎を迎えた場面。カウント2-2から投じた153キロ直球を捉えられ、右翼スタンドへの逆転3ラン。この日の121球目が明暗を分けた。敵地が大きな熱気に包まれる中、佐々岡監督が交代を告げて無念の途中降板となった。
試合前時点で神宮はプロ入り通算5試合で2勝0敗、防御率0・95。絶好の相性を誇る舞台だった。初回、村上の中前適時打で先制点を与えたが、その後は無失点。球数は五回終了時点で104球に達し、三者凡退のイニングを一度もつくれなかった苦心の投球で踏ん張り続けていた。だが結果は5回2/3を10安打3四死球4失点。5勝目を逃す形となってしまった。