オリックスが走塁妨害で追加点!微妙なプレーに広島・佐々岡監督猛抗議も実らず 

 4回、太田の左前打で二走・野口に走塁妨害があったとして生還が認められ、審判へ確認する佐々岡監督(中央)=撮影・立川洋一郎
 4回、太田の左前打で本塁に滑り込む二走・野口。アウトとなるが三塁手の走塁妨害との判定で生還が認められる。捕手・会沢
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 「広島-オリックス」(3日、マツダスタジアム)

 オリックスが走塁妨害で追加点を挙げた。

 2-1の四回2死一、二塁。太田が三遊間を破る左前打を放った。ここで、二走・野口と三塁・坂倉が衝突しそうになり、野口が内側へ回避。三塁コーチは本塁突入を指示し、二走・野口は本塁に突っ込んだが、アウトとなった。

 しかし、オリックスベンチは走塁妨害を要求。審判団もすぐに話し合った結果、走塁妨害が認められた。球審を務める川口審判員は「ただいま、ホームでアウトと判定しましたが、三塁ベース手前でオブストラクション、走塁妨害がありましたので、得点を認め、ランナー一、三塁で試合を再開します」と説明した。

 公認野球規則では「走塁を妨げられた走者に対してプレーが行われている場合、または打者走者が一塁に触れる前にその走塁を妨げられた場合には、ボールデッドとし、塁上の各打者はオブストラクションがなければ達しただろうと審判員が推定する塁まで、アウトの恐れなく進塁することが許される」と記されている。

 佐々岡監督も抗議に出たが、判定は変わらなかった。

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