広島・佐々岡監督「最後まで粘り強く、ファンの声援の後押しで勝った」逆転サヨナラ勝ち
「広島5-4DeNA」(24日、マツダスタジアム)
1点ビハインドの延長十回に坂倉が同点打、小園がプロ初となるサヨナラ犠飛。今季3度目の延長戦で初勝利となった。
佐々岡真司監督は劇勝に「最後だけじゃなく、本当に今年はずっとチームとして。あそこで1点勝ち越されましたけど、最後の最後まで粘り強く、ファンの声援の後押しで勝ったと思います」
三回の大田の先制2ランから常に先行を許す苦しい展開になった。
「そうですね。点を取れて、その後もリリーフ陣が最少失点で、という粘り強さ。打線も1点1点は(反省が)ありますけど、粘り強さは出ていると思います」
先発・玉村のあと、六回から5投手をつなぐリレーとなった。
「ズルズルいくんではなく、最少失点だった。ピッチャーもバッターも、細かいミス、いろんなミスは出ましたけど、勝ってまたしっかりとそこは反省して、次につなげたいとは思います」
守護神・栗林を同点の九回につぎ込んだ。ビジターでは勝ち越すまで温存していた。
「ホームとビジターの違いというところはありますけど、起用法はそうなると思います」
玉村は7日以来、久々の先発マウンドとなった。
「日曜日で明日が休みということで、早めの継投はある程度、考えていた。(玉村の)打たれ方はもったいなかった。前回も追い込んでから甘くなる。今日も1ストライクからホームランというのは、しっかりと反省、修正して次にいかしてもらいたい」
DeNA戦は開幕から6連勝となった。



