広島 セ・リーグ初の開幕2試合連続2ケタ得点で快勝 佐々岡監督「いい形ができている」

 3回、小園の右犠飛で生還した三走森下(左)を迎える佐々岡監督
 3安打3打点で今季初勝利の森下(撮影・佐々木彰尚)
 1回、松山は左前に適時打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
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 「DeNA5-10広島」(26日、横浜スタジアム)

 広島は14安打10得点の猛攻で2020年以来の開幕連勝となった。

 要因の一つとなった打線の爆発。開幕から2試合連続2桁得点はセリーグ初。

 佐々岡真司監督は伝え聞くと「エッ、そうなん?へぇ~」と驚きの声をあげた。

 つながる打線について「そこが課題だったところがね。1点1点というのが、今はうまくできているので。去年はなかなかできなかったけど、今年は1点1点。昨日が大瀬良、今日が森下というところでね。まず最初の1点を…というところから、キクがしっかりとバントを決めてくれた。難しい(三回)一、二塁でも決めてくれて流れがこっちに来たと思うし、それを後ろの打者がつないでかえしてといういい形ができていると思いますね」

 鈴木誠也が抜けた穴を指摘する向きは多かった予想を覆す得点力の向上。4番・松山をはじめ新しい打順が好循環を生んでいる。

 「いや、ホント、松山は4番というところでいい働きをしてくれているし、上本もつなぎで四球を選んだりね。オープン戦で自ら結果を出して、この座を取ったのでね」

 先発の森下は8回3失点と役割を果たしただけでなく打っても猛打賞に3打点の活躍ぶり。

 「立ち上がりから良かったと思います。甘いところは打たれましたけど、まぁ、アレだけ打って塁に出てちょっとアレかもしれないけど(笑い)。野手顔負けのバッティングで自分を助けたよね」

 投打がかみ合っての連勝。27日の第3戦は遠藤が先発。3連勝を目指す。

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