広島ドラ6末包“新井ロード”を歩む 下位指名から下克上「続けるように」

 ドラフト6位・末包(すえかね)昇大外野手(25)=大阪ガス=も7日、神戸市内の中華料理店「神仙閣」で入団交渉を行い、契約金4000万円、年俸1000万円で仮契約した。背番号は未定。右の大砲候補は「球団の顔になるような選手に」とチームの看板選手になることを誓った。(金額は推定)

 球団のドラフト6位指名選手で右打者と言えば、OBの新井貴浩氏が代表格だ。自身は東洋大で同氏は駒大と同じ東都リーグ。共通項も多く、その背中を追いかける。

 「長打力に加えて2000安打も達成されている。(6位から)はい上がったというのは本当に心強いです。続けるように頑張りたい」。広島の地で“新井ロード”を歩み、中心選手へと駆け上がっていく。

 ◆末包 昇大(すえかね・しょうた)1996年5月27日生まれ、25歳。香川県出身。188センチ、110キロ。右投げ右打ち。外野手。高松商から東洋大に進学。社会人の大阪ガスでは4番を務め、今夏の日本選手権では打撃賞を受賞し、優勝に貢献した。

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