広島・九里がリーグトップタイの12勝目「何とか取れるように」初タイトルへ意欲
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「広島3-0DeNA」(12日、マツダスタジアム)
先発した広島の九里亜蓮投手(30)は7回1安打無失点と好投し、阪神・青柳と並ぶリーグトップタイの12勝目を飾った。お立ち台に上がり、「いいピッチングができて良かった」と喜んだ。
初回、先頭の桑原にいきなり死球を与え、立ち上がりは制球を乱したが、その後は安定した投球を披露。直球を軸に多彩な変化球を低めにちりばめ、DeNA打線の的を絞らせなかった。「坂倉からどんどんゾーンで勝負していこうと。うまくいろんなボールを使いながらリードしてくれたおかげ」と女房役への感謝を口にした。
最多勝投手に輝けば、プロ8年目で悲願の初タイトル獲得となる。「1試合1試合勝てるように。いいピッチングをして何とか取れるようにしたい」と意気込みを口にした。