広島・床田が6回2安打無失点の好投 5勝目の権利つかむ

先発し力投する床田(撮影・山口登)
阪神打線を相手に力投する床田(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神-広島」(28日、甲子園球場)

 先発した広島・床田寛樹投手(26)が粘りの投球を見せた。6回を投げ2安打無失点。スコアボードに「0」を並べ、阪神打線の前に堂々と立ちはだかった。

 二回は、先頭からの四球と安打で無死一、二塁とされたがサンズを左飛。佐藤輝、梅野を連続三振に斬って序盤のピンチを乗り越えた。球威のある直球と変化球、緩いカーブとパームも織り交ぜて緩急自在の投球。テンポ良く腕を振って、相手に主導権を渡さなかった。

 最後のイニングとなった六回は先頭・近本の二塁打などで1死一、三塁で4番・大山を投ゴロ。続く糸原を投直に料理して踏ん張った。

 8月の1軍再昇格後は4試合で3勝1敗と安定感を示す左腕。敵地・甲子園のマウンドで役割を果たし、今季5勝目の権利を手にして中継ぎ陣に後を託した。

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