広島・西川2年ぶり2桁アーチ「あとは率が上がってくれば」 “ノーノー阻止”の10号ソロ

 7回、ソロを放って生還し、ナインの出迎えに笑顔を見せる西川(撮影・立川洋一郎)
 7回、右翼スタンドへソロを放つ広島・西川(撮影・立川洋一郎)
 7回、ノーヒット投球を続ける阪神・秋山からチーム初安打となる10号ソロを放つ広島・西川(撮影・飯室逸平)
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 「広島1-4阪神」(11日、マツダスタジアム)

 広島・西川龍馬外野手が七回、チーム初安打となる10号ソロを放って2年ぶりの2桁本塁打をクリアした。

 六回まで阪神先発・秋山の前に無安打に封じられていた打線。七回2死から秋山の内角高めカットボールを上から叩き、打球はそのまま右翼スタンドに突き刺さった。

 “ノーノー阻止”の一発に「ノーヒットだったので、何とかしようと上から“ぶっ叩き”ました」。2019年(16本)以来、2年ぶりの2桁本塁打に「最低限2桁打てたのは、とりあえず(良かった)。あとは率が上がってくれば」と打率アップ(11日終了時点で・274)を次戦以降のテーマに掲げた。

 8試合続けて3番で先発出場。主砲・鈴木誠の前を打つ男は「相手も誠也の前に走者をためたくない。絶対的に全力で僕を抑えてくると思う。そこで何とか塁に出れば、点が入る確率は高くなる」。中軸として、得点力アップに貢献していく。

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