広島・九里は7回3失点で今季初黒星「もう少し粘り強く投げないと」

7回3失点の広島・九里亜蓮(撮影・立川洋一郎)
6回、打者・中日・福留孝介の時にボークをとられ、怒りをロジンバッグにぶつける広島・九里亜蓮(撮影・立川洋一郎)
7回、中日・根尾昂(右)に2点適時打を打たれる広島・九里亜蓮(撮影・立川洋一郎)
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 「中日5-0広島」(17日、バンテリンドーム)

 先発した広島・九里亜蓮投手(29)は7回6安打3失点で今季初黒星を喫し、開幕からの自身の連勝は3でストップした。

 四回、福留に先制適時二塁打を浴びて以降は最少失点で粘っていた。だが七回、連打で無死一、二塁とされ、三ツ俣の犠打を自身で処理したが三塁へ送球してオールセーフ。犠打野選で無死満塁となり、1死後、根尾の2点適時打で主導権を完全に握られた。

 九里は「先に点を与えてしまい、そこから粘り強く投げられれば良かったけど、7回で2点取られたので。ああいった場面はもう少し粘り強く投げないといけない」と、試合後は敗戦を受け止めた。

 佐々岡監督は「粘り強く投げた。(七回続投は)当然、球数も(少なく)1点差でもあったし、ここは自分で(勝負を担うと)ね」と粘投を評価した。大瀬良の離脱で、森下とともに先発陣の軸としての働きが期待される右腕。土は付いたが、開幕から4試合連続でQS(6回以上、自責点3以下)達成。敗戦を糧に、次戦に臨む。

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