横浜が圧倒V 激戦区勝ち抜き4季連続の甲子園!織田翔希が最終回に最速157キロ連発で涙の1失点完投 マウンドで感極まる 打線も2桁得点で県内39連勝
「高校野球神奈川大会・決勝、横浜11-1桐光学園」(26日、横浜スタジアム)
横浜が桐光学園に2桁得点で完勝し、2年連続22回目となる夏の甲子園出場を決めた。神奈川県内では公式戦39連勝となり、同県勢初の4季連続甲子園出場。プロ注目のエース・織田翔希投手は九回に最速157キロを連発し、1失点完投した。
準決勝で右太もも裏がつるアクシデントがありながらも中1日で決勝のマウンドに上がった織田。ネット裏には日米8球団のスカウトが見守る中、1点を先制した直後の初回にいきなり155キロをたたき出した。
しっかりと無失点で立ち上がると、その裏、相手の四死球とミスにつけ込んで3点を加えた。織田はスコアボードにゼロを刻み続け、大量援護をバックにしなやかに腕を振った。六回に今大会17イニング目にして初失点を喫したが、最少失点で相手に主導権を与えなかった。終盤になっても球威は衰えず、八回になっても150キロ台を連発。スタミナ、コントロール、変化球の精度含めて高いレベルを見せつけた。そして九回には157キロを連発し、スタンドを沸かせた。
そして最後の打者を内野ゴロに打ち取ると、マウンドで右手人さし指を天に向かって掲げた織田、整列に向かう際には仲間に肩を担がれて大粒の涙を流した。超高校級右腕がプレッシャーから解放され、あふれる感情を抑えきれなかった。
優勝インタビューで村田監督は「織田が今日行きたいと」とエースが先発を志願したことを明かした。準決勝で右足を痛めたが「ここで織田を使わなければ。育ててきてたくさんの人に支えられてきて、織田で行こうと。最後までよく頑張った。おめでとう」とエースをたたえた。
今夏は各地でセンバツ出場校が相次いで敗れる波乱が起こった。それでも横浜はしっかりとトーナメントを勝ち上がってきた。
初戦ではエース織田が打球直撃のアクシデントで緊急降板もあったが、4回戦でライバルの東海大相模を撃破。準決勝では3年ぶりの夏再戦となった慶応を九回2死までノーヒットノーランに封じ込んだ。そして決勝でも2桁得点をマークして圧倒。春の雪辱を果たすため、横浜が激戦区を勝ち抜いて甲子園に戻ってくる。
