広島・大瀬良 術後初めて捕手を座らせて投球練習「順調に来ています」
広島の大瀬良大地投手(29)が26日、廿日市市の大野練習場で3度目のブルペン投球を行い、この日は初めて捕手を座らせて30球を投げた。
「立ち投げの感覚と違う。久しぶりに中腰だけど座ってもらった。球をつぶしていく感覚とか、イメージで投げないといけない」
29日か30日には、キャンプ前最後の投球練習をする青写真を描く。シュートやフォークを解禁する見込みで、全球種を投げて2月1日を迎える。
昨年9月に右肘の手術を受けた。故障明けとなるため、8年目で初めて2軍からキャンプをスタートさせる。「(故障以前よりも)良くなって戻らないと意味がないと思ってやってきた。順調に来ています」。3年連続の開幕投手を目下の目標に掲げるエースは、前を向いて力を込めた。