広島 河田新ヘッド合流「琢朗の言葉が印象に」春季Cバント強化プラン熱く

 新任の広島・河田雄祐ヘッドコーチ(52)が25日、マツダスタジアムでの秋季練習に合流した。チームの復権を託された河田ヘッドは、来春キャンプでバント強化の方針を明言。数多くのチャンスをつくる攻撃の青写真を描いた。

 練習開始から佐々岡監督らと熱く言葉を交わした。議題は春季キャンプでの練習メニュー。「バントができません、エンドランで空振りをする、では勝てない」と力を込めた。

 今季の犠打数はリーグ2位の81ながら、シーズン終盤は強攻策に出て得点を重ねた。それでも「1回で安打が3本続くのは難しい」と説明。16、17年のリーグ連覇を後押しした名参謀は、まずは手堅く走者を進め、安打が出なくても得点を奪う隙のない野球を推し進める構えだ。

 「琢朗(巨人・石井野手総合コーチ)が選手に『何回もチャンスをつくれ』と言っていた言葉が印象に残っている」という。全体練習後に個別でバント練習を課すプランもある。基本の徹底が再建への一丁目一番地だ。

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