広島・遠藤、巨人キラーだ1失点完投 六回2死三塁で岡本K斬り「非常に良かった」

ヒーローインタビューを終え、笑顔でスタンドに手を振る広島・遠藤=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
力投する広島先発の広島・遠藤=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
5回、先制の生還を果たし笑顔を見せる広島・遠藤淳志=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島5-1巨人」(4日、マツダスタジアム)

 先発した広島・遠藤淳志投手(21)が今季5勝目をプロ2度目の完投勝利で挙げた。9回4安打1失点、125球の熱投。完投勝利はいずれも巨人からマークするなど“キラー”ぶりを示した。

 序盤三回までは「球が上ずっていた」と試合中に修正。味方が先制した直後の六回は、2死三塁で岡本を迎えたが空振り三振に斬った。「先制してもらった後だったので、何が何でもゼロで抑えてやるとぞ、という思いで投げました。2アウト三塁で三振を取れたのは非常に良かったです」と収穫に挙げた。

 佐々岡監督は「(スピード)ガン以上のキレが見て取れる。ここ2試合、きょうを見ても成長できているし、まだ成長できる。今年1年、ローテを守ったのではなくて、与えてもらった。でも、きょうは良かったと思う」と今季の集大成を披露した右腕を評価していた。

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