広島 敗戦も希望は大盛「とても自信になる」菅野からプロ初三塁打

1回、田中広(2)の左犠飛で生還しナインの出迎えを受ける大盛(撮影・立川洋一郎)
1回、右中間へ三塁打を放つ大盛(撮影・立川洋一郎)
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 「広島1-6巨人」(29日、マツダスタジアム)

 「1番・中堅」でスタメン出場した広島の大盛穂外野手(24)がプロ初となる三塁打を放った。

 初回、カウント1-0からの2球目。菅野が投じた真ん中137キロのカットボールを捉え、右中間に運んだ。「直球を待っていたが、うまくさばけた」。続く田中広が左犠飛を放ち、わずか7球で先制点をもぎ取った。

 菅野とは9月22日に初対戦。その日は第1打席で左中間への二塁打を放ち、チーム初安打を記録していた。

 五回、無死二、三塁の絶好機では「落ちる球に手を出してしまった。駆け引きで負けてしまった」と低めのフォークに空を切り、三振に倒れたが、ここまで計6打数2安打ながらも球界を代表する投手を打ち崩している。「タイミングは合っているのかな。とても自信になる。他のエース級の投手もドンドン打っていきたい」と確かな手応えをつかみ、さらなるヒット量産へ意気込んだ。

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