広島敗戦 ピレラ10号も「チームが勝つことが大事」

4回広島1死一塁、適時二塁打で一気に生還する一走・広島・ピレラ=東京ドーム(撮影・金田祐二)
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 「巨人7-3広島」(23日、東京ドーム)

 5試合ぶりに「6番・左翼」でスタメン出場した広島のホセ・ピレラ外野手(30)が節目となる10号2ランを放った。

 1-7で迎えた九回1死一塁。カウント2-1から田口の内角直球を強振。打った瞬間スタンドインを確信する強烈な打球は左翼席に突き刺さった。結果的に田口を降板させた一撃に「しっかりと自分のスイングで捉えることができました。得点につながったのは良かった」と話した。

 チームは4連敗を喫し、2桁弾は空砲に終わった。それでも「(10本塁打には)チームが勝つことが大事なので、本数的には気にしていません」とフォア・ザ・チームの精神を大切にする新助っ人が打線をけん引していく。

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