広島・大瀬良 わずか3回で降板 味方の守備ミスもあり7安打5失点

 3回、“らしくない”投球に荒々しくロジンを手にする大瀬良(撮影・飯室逸平)
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 「広島-阪神」(29日、マツダスタジアム)

 先発した広島・大瀬良大地投手(29)は3回を7安打3三振、5失点(自責点4)で降板。味方の守備のミスもあった中、終始相手に主導権を握られる展開で、マウンドを降りた。

 初回を三者凡退に抑えたが、二回だった。1死二、三塁から一塁・松山の野選で1点を献上。なおも1死一、三塁から小幡のセーフティースクイズを松山が一塁に悪送球。ボールが右翼ファウルゾーンを転々とする間に2人の走者が生還した。

 三回は3連打で1点を失って、2死満塁から小幡の二塁への適時内野安打で追加点を奪われた。球数は三回で早くも71球に達し、苦心の投球を物語っていた。阪神戦は15日の一戦(京セラドーム)で黒星を喫しており、リベンジを期したマウンドだったが本来の姿を示すことはできなかった。

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