広島・森下、得意の阪神に7回2失点8K 勝利投手の権利得て降板

力投する先発の森下(撮影・飯室逸平)
1回、先制ソロを放った菊池涼を笑顔で迎える森下=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
阪神打線を相手に力投する先発の広島・森下=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-阪神」(28日、マツダスタジアム)

 先発した広島のドラフト1位・森下は7回を投げ6安打2失点。8つの三振を奪い、123球の力投で勝利投手の権利を手にしてマウンドを降りた。

 初回1死から陽川をカーブで遊ゴロ併殺。力強い直球とカーブを主体に、投球を組み立てた。四回は木浪を151キロ直球を外角低めに決めて見逃し三振。続く陽川、サンズも空振り三振に斬り、圧巻の3者連続三振を奪った。

 五回、梅野に適時打を許して1点を献上したが、後続を封じた。

 最後のヤマ場は、七回。大山のソロで1点差に迫られ、安打と犠打で1死二塁と一打同点のピンチを迎えた。ここで代打・糸井を左飛。最後は代打・福留を152キロ直球で空振り三振を奪い、同点は許さなかった。

 試合前時点で阪神戦は今季3勝3勝。好相性ぶりをこの日も存分に発揮して試合を作った右腕。中継ぎ陣にバトンを託し、ベンチから戦況を見つめる。

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