広島・ドラ1森下 本拠地初のお立ち台 巨人にリベンジで8月3連勝
「広島7-5巨人」(21日、マツダスタジアム)
先発した広島のドラフト1位・森下(明大)が8回5安打1失点の好投でチームトップの5勝目を挙げた。巨人戦には7月31日に先発して黒星。リベンジに成功した。
立ち上がりから直球に威力があった。四回に丸と中島の連打で1点を献上したが、それ以外は完璧。「真っすぐがいいと緩急を使えるので、そこでしっかり内、外に投げ分けることができて良かった」。
前回登板時もチームは連敗中。2戦続けて“連敗ストッパー”となったルーキーに佐々岡監督は「八回まで、よく投げてくれた。カードの頭を投げて、ゲームを作ってくれている。そこは励みにしてほしい」と8月3連勝の右腕に最敬礼だ。
来週は今季3戦3勝の阪神戦。“虎キラー”ぶりを示せば月間4勝も見えてくる。「投げる試合は、しっかり勝てるように」。本拠地初のお立ち台で、力強く言った森下。先発の軸として、白星を重ねていく。




