広島・遠藤がプロ初完投 巨人戦の連敗を5で止める 5安打2失点、無四球

プロ初完投で佐々岡監督とタッチを交わす広島・遠藤(左)=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「巨人2-9広島」(2日、東京ドーム)

 広島が大勝。同一カード3連敗を阻止、巨人戦の連敗を5で止めた。

 主砲の2試合連続の一発が号砲となった。初回2死一塁、鈴木誠は巨人先発桜井のど真ん中に入った145キロ直球を左中間スタンドに運ぶ11号2ラン。「いい先制点になって良かったです」とコメントした。

 三回は1死から6番・堂林の中前打、続く坂倉の右翼フェンス直撃の二塁打で二、三塁として巨人先発・桜井をKO。2番手の大江から、遠藤がプロ初適時打で初打点となる2点中前打を放ち点差を広げた。

 六回は長野が2試合連続マルチ安打となる右前適時打。七回は西川が左中間スタンドへの3ランを放ち試合を決めた。

 先発の遠藤はプロ入り初完投で今季2勝目。九回を被安打5、2失点、5奪三振、無四球という内容だった。

 2失点は二回の大城、九回の坂本にソロ本塁打によるもの。三回から五回まで3者凡退。六回は先頭打者の松原を安打で出塁させたが、続くパーラ、坂本、丸を抑えた。八回は2死から松原に三塁打を打たれたが、続くパーラを空振り三振に仕留めた。4番岡本も無安打に抑えた。連打を許さない投球で完投につないだ。

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