「ＤｅＮＡ９－６広島」（２４日、横浜スタジアム）

　広島のホセ・ピレラ外野手が２試合連続となる５号本塁打を放った。

　２－３とリードされて迎えた六回１死一塁。先発・上茶谷の高めに浮いたフォークを捉え、左中間席に運んだ。一時逆転となる２ランに「高めからの変化球をイメージしてしっかり振り抜くことができました。打てる球を打とうと思って臨んだ」と話した。

　最近は、打撃不振に苦しんでいたが、前日に阪神・藤浪から右翼席へ決勝点となる逆転満塁本塁打を放った。

　グランドスラムを契機に復調の兆しを示し、この日はマルチ安打を記録した。

　スコアラーとともに念入りに対戦相手を研究し、対策を練っていることが結果につながっている。「アメリカでもやっていたし、毎回やっていること。努力と分析を欠かさずにやっていきたい」と努力を重ねていく。