広島・九里が3被弾 5回6安打6失点でKO
「阪神-広島」(21日、甲子園球場)
先発した広島の九里亜蓮投手(28)が3被弾。103球を投げ、5回6安打6失点でKOされた。
初回、3番・堂林のソロ本塁打で先制したが、2死からサンズにバックスクリーンへのソロ本塁打を浴び、同点に追いつかれた。
前回登板の14日・巨人戦(マツダスタジアム)では4失点。前々回の2日ヤクルト戦(神宮)も4失点。6月24日の巨人戦(東京ドーム)も1失点と今季3登板全てで三回に失点しており、この日も右腕にとって“鬼門”となっている三回に失点した。
先頭の木浪を二直。秋山を遊ゴロとテンポよく2アウトを取ったが、糸井に四球を出すと糸原に外角高め146キロシュートを左翼ポール際に運ばれて勝ち越し弾を許した。
五回にも初回に被弾したサンズに2死三塁から左前適時打を浴びると続く4番・大山にボール気味の高め変化球を完璧に捉えられ、ダメ押しとなる2ランを許した。
広島は二回に一塁走者のピレラが飛び出してアウトになり、三回には1死二塁から西川が放ったライナー性の中飛を二塁走者の田中広が帰塁できずにダブルプレーになるなど攻撃面でもまずいミスが続いていた。




